あらすじ悲劇は起こった。暴走する破妖刀「紅蓮姫(ぐれんき)」から周囲の者を守るため、ラエスリールは自らの身体で刃を受けたのだ。彼女の身体から、命が、魂の気配が消えていく…。彼女のために用意された罠。仕掛けた者たちが勝利したのか? ラスの自刃は大きな波紋となって隅々にまで広がっていった――。深紅の護り手はどこに? 物語は一直線にむかっていく。さらなる悲劇に? それとも――。