あらすじガンダル・アルスの中心に浮かぶ浮城の結界近く。破妖剣士ラエスリールの前に、突然、凄絶なまでの美貌の青年が出現した。問うまでもなく、上級魔性である妖貴であるのは明らか。謎の青年は、ラスに禍々しいまでに赤い柘榴の実を手渡して、消えた。その話を知った護り手・闇主(あんしゅ)には、いつになく不審の色が走った。そしてさらに、柘榴を手にした少女妖貴の桜妃がラスの前に現れた!!