あらすじネパール宮廷で起きた事件を解決した翠蘭(すいらん)は、事件で命を落としたデーシャの遺体を家族のもとにかえすため、王子に随行してランタンへ向かった。ゲンパは、戦の後に起きるであろう問題に対処してほしいと翠蘭に言い残し、ラセルとともに吐蕃(とばん)へ戻っていった。ゲンパの予想通り、ある重要な決断を迫られた翠蘭は、吐蕃王妃としてネパール王ナレーンドラとの交渉の場に臨むことになったが…!? 大ヒット歴史ロマン、ついに物語はクライマックスへ――。