あらすじ藤岡珠美は祖父の喫茶店「ルパン」を継ぐため、昼は製菓学校に通い、帰宅後は店でアルバイトをする専門学生。店に入り浸る小説家・高峰昴にからかわれながらも平和に修業していたが、ある日、近所の時計店が強盗に襲われ、その翌日には珠美の親友・佳代の家に空き巣が入ったと聞く。佳代の家から盗まれたものが彼女の祖母が大切にしていたものの資産価値はないオルゴールだと聞いた昴は佳代の家に行ってみたいと言い出す。最初は渋っていた珠美だったが事件は意外な謎に繋がっていき――。