あらすじ高校教師としてそつなく日々を過ごす鈴宮一貴のクラスには、如月零という奇妙な生徒がいる。個性的な風貌で浮いた存在の彼女に一貴も当たり障りなく接していたが、ある日慌てた様子の零にぶつかった時に「この変態!」と罵られる。更に他人には知りえないはずの一貴の元カノのことを言い当てて零は逃げ去ってしまった。その後、零が取り乱していたのは彼女の中学時代の友人が亡くなったからだと知った一貴は零を告別式に連れて行くが、式場で何かを「見た」零はその場で倒れてしまい――。