あらすじキュレレ、ハイドラン公爵の別邸を破壊する――。公爵とヴァンパイア族との全面衝突は公爵の謝罪によって何とか避けられたが、諸外国大使の訪問を控える国務卿ヒロトにとっては苦境の始まりだった。ベルフェゴル侯爵は秘密裏に貴族会議を開催し、ヒロトとヴァンパイア族に弾劾決議が下される。若き王レオニダスが決議を受け入れれば、ヒロトは宮廷より追放。ヒロトを擁護すれば国内は紛糾。マギア王国との賠償問題の打開策も見つからない。苦境に追い込まれるヒロトの許を訪れたのは、意外な使者だった!異世界召喚物語、凱歌を上げるのはヒロトか、それとも――!?