妻に先立たれ、離れて暮らす息子夫婦ともあまり上手くいっていない省吾は、田舎で一人余生を送っている。唯一の趣味は紙相撲であったが、それもとうの昔に卒業していた。そんな省吾のもとに、若いヘルパーのユミがやって来る。最初は戸惑う省吾だったが、共に生活していくにつれて亡き妻の面影を重ね、ユミのエッチな妄想をしばしば夢見るようになる。ある日紙相撲に興じる省吾をユミが偶然にも見てしまう。省吾は馬鹿にされると思ったが、興味を持つユミ。紙相撲で遊ぶ二人の心はいつしか惹かれあう。しかし、そこにユミの養父と名乗る男が現れ…。