しゃべるな可愛い!俺をよしよししろ!忌み子と蔑まれていた王女サフィーヤは祖父に騙され、慕っていた狼獣人リカルドに服従を強いる腕輪をつけ隷属させてしまう。戦争で国が滅び、離ればなれになった数年後。マフィアの首領となったリカルドは隷属から解放されるため、サフィーヤを探し出し殺そうとするが、なぜか「よしよし」をねだった自分に困惑する。憎悪を滾らせているのに、リカルドは彼女の世話を焼き、外敵から守らずにいられない。さらには抑えきれない衝動に囚われて――。狼獣人マフィア×薄幸の(元)王女、絶対服従の枷を壊すまでは溺愛おあずけ!?【目次】序章第一章第二章第三章第四章第五章第六章第七章終章あとがき