1986年刊行の名著が「完全版」で復活!糸井重里氏推薦!「若いときにも泣いたけど、いまでもやっぱり泣いてしまう。」今こそ読みたい人生と恋愛のバイブル!「愛は一般論で語れるが、恋愛は一般論では語れない。それは、恋愛というものが非常に個人的なことだから」著者自身の初恋の体験をテキストとし、色褪せることない普遍的な恋愛哲学を展開した名著『恋愛論』が「完全版」となって復活!本書は1985年に作家・保坂和志氏(当時、西武百貨店コミュニティ・カレッジに在籍)が企画しておこなわれた講演「恋愛論」がベースになっています。表題作「恋愛論」のほか、「気むずかしい赤胴鈴之助」、「誰が彼女を殺したか?」、「セーター騒動顛末記」、直筆マンガ「意味と無意味の大戦争」、本人による解説「巨大なナメクジ」を収録。さらに、「最後のあとがき」を新たに収録。【目次】恋愛論気むずかしい赤胴鈴之助誰が彼女を殺したか?セーター騒動顛末記講談社文庫版あとがき解説 巨大なナメクジ付録マンガ 意味と無意味の大戦争SB文庫版あとがき最後のあとがき解説 二村ヒトシ