――ああ……、これが愛の味か。“妖精色”と呼ばれる珍しい色の目を持つ王女シャーリーは、父王に命じられ隣国へ嫁ぐことに。だが途中、迷い込んだ先で妖精王と名乗る美貌の男と出会う。彼は目が合った途端、「不味い!」と言い放ち不機嫌になるが、シャーリーを自分の花嫁だと言い、強引に結婚式をあげてしまう。意地悪な言動でシャーリーを振り回す一方、閨では丁寧に快楽を刻み込む彼。その不器用な優しさに触れ、彼に惹かれていくシャーリーだが、ひとつ気がかりなことがあって……。オレ様世話焼き妖精王×幽閉王女、異種間溺愛新婚生活!?【目次】プロローグ第一章第二章第三章第四章第五章第六章第七章エピローグあとがき