あらすじ気付けば私は宝箱型のモンスター--ミミック--になっていた。しかも、周りはモンスターだらけのダンジョンだし、地下一階に配置されたらいきなり冒険者がやってくるし!もう何がなんだかだけど、必死に逃げだそうとしたら、なんか手足が生えてきた!……いや、それでどうしろと?と思っていたら、なぜか急に冒険者たちが仲間割れを始め、生き残った盗賊が私の脚を見ながらこう言ったのだ。「すばらしい」え? 何それ?