あらすじ貴族の娘ミレーヌが社交の場で出会った、紅い髪をした美貌の男性。初対面のはずなのにミレーヌの名前を知っていた彼は、実は最近知り合った女性の兄だった。内気なミレーヌはその事実に安堵したけれど、彼はミレーヌが何か目的があって妹に近づいたと誤解しているらしく、こちらを軽蔑の目で見てくる。それに、望んでいたのだろうなどと言われ、無理やり唇を奪われて……。※こちらの作品には、紙版に収録の口絵・挿絵等のイラストは収録されておりません。