あらすじ時代を黒く激しく彩った41人。犯罪ジャーナリストが見た悪の素顔。竹中正久・山口組組長が生涯独身を通した理由。西口茂男・住吉会総裁の顔がほころんだ一枚の写真。読書家だった山本健一・山健組組長。グラスを傾けあう中で語られた、宅見勝・宅見組組長の本音。対面に座った児玉誉士夫の迫力。笹川良一の抜け目ない老獪さ。赤尾敏が街宣車を降りて浴びせた怒声──。半生記にわたる裏社会取材歴を誇るジャーナリストがその目で見、その耳で聞いた“闇紳士”たちの素顔が明かされる、著者渾身の「裏社会紳士録」。