あらすじ超常犯罪を担当する警視庁捜査4課長の能勢頼人は、すらりとした肢体に不似合いな大刀を携える美貌の退魔師。とある事件の捜査中、富士樹海の洞窟で、銀色の鱗に覆われた異形の生物と遭遇したことをきっかけに、捜査4課には矢口大介というルーキーが加わる。大介の今どき珍しいほどの初心さを気に入り、妖艶な手管で翻弄してはほくそ笑む頼人だったが、次第にその純粋さにペースを乱されていき──。