あらすじ妻を亡くして3年。独り身で身軽な裕二は、リストラに遭う同僚の代わりに会社も辞めた。思い入れもある街を離れようと部屋を片付けはじめると、隣に住み時折おかずをお裾分けしてくれた美知恵が玄関前を通りかかり…妻の遺影を箱にしまい、写真も片付けた。(ごめんな、もうお前はこの世の人ではないからな)