あらすじ一寸先は、裏社会。本当のワルはどいつだ!? 暴力団と一般社会の断絶を狙って施行された「暴力団排除条例」。しかし、その線引きは分かりにくく曖昧だ。それどころか、マフィア化するヤクザや新たなアウトローなどが生まれ、「悪」の領域はますます捉えづらくなりつつある。本書では裏社会と一般社会のトラブルや、ビジネス、日常生活において合法、違法、脱法が渦巻くグレーゾーンで起こった実際の事件やエピソードとともに、われわれが踏み越えてはならない「一線」はどこにあるのかを探る。