あらすじ貴族や資産家の子息らが通う男子校、シュタット学園。そこに通う『シュタット学園の宝華』、名門グレイハウンド家出身の楓は才色兼備を謳われる人気者。しかしその華やかな面とは裏腹に、家門は傾き、父に負担のないよう弁当を手作りするなど倹約生活を営んでいた。そんなおり、幼馴染で生徒会長、セラフィムが融資の話を持ってくる。じつはこの男、名門中の名門ボルゾイ公爵家の出身ながら、巨大な化け猫を被っており、その実態はとんでもない性格破綻者。そのセラフィムは、『銀の鍵』という生徒会長の補佐役をしてくれと言うのだが、その役目とは…