「お前は黙ってオレに傅いてりゃいーんだ」。歴史ある壬生神社の跡継ぎであり、天才雅楽師として名を馳せる保科永遠は、側近の志賀怜人にそう言い放ってはワガママ放題。それは学校でも社務所でも同じで…。しかし、二人の通う高校に転校生・椿がきたことからその関係は一転する。永遠は、志賀と椿の急接近に嫉妬するあまり、いつも以上に無理難題を志賀に言いつけ始める。「忠誠のキス」から始まり、やがてエスカレートしてきて――。だが、逆に志賀の行動は、主人である永遠を快楽によってその手に墜とそうとするかのように淫らに動き始める! オレ様受とクールなメガネ攻がくりひろげる下克上的雅楽ラブ!