あらすじ游が持つ、たった一枚の家族写真。そこに写る優しい義兄とはもう二度と会わないはずだった…。けれど、大学生になった游は、義兄の大地と再会する。男を渡り歩いていると誤解された游はショックを受けるが、大地の興味を繋ぎとめるために男に抱かれ慣れている振りをする。そんな游に大地は「俺だけに抱かれていろ」と。本当のことを話せないまま、游の切ない想いは高まっていって――。