あらすじ「優しい人間って馬鹿なんだろうね」――冷ややかともとれる礼の物言いに、冷静に心をつく言葉を返す瞬。その言葉にハッとする礼。瞬が差し出したその手を見た礼は、ふたりが初めて出逢ったときのことを思い出す…。そして、その帰り道、黒い影が礼の後ろに忍び寄り…!?――『不可抗力な死』。