◆映画『ノッティングヒルの恋人』テーマ曲。25年の時を経て甦った名曲に秘められた奇跡◆あなたは、あなたの「永遠の一曲」にいつ、どこで、どんな状況で、めぐり会ったのでしょうか。ミュージシャンたちがその音楽に込めた魂と音楽シーンや時代を大きく変えた魅力を探りながら、「永遠の一曲」の源流に迫る、BS-TBSの人気音楽番組SONG TO SOULが電子書籍化。その音楽と出会った時代、その音楽が流行った時代、さらに、その音楽が誕生した時代を思い出とともにデジタルライブラリーでコレクションしよう!■内容: エルヴィス・コステロが歌う「She」は、映画『ノッティングヒルの恋人』のテーマ曲として1999年にリリース。その後、日本でもいくつかのCMで使われ、人気を得た。この曲は、もともとイギリスのテレビドラマ用にシャンソン歌手のシャルル・アズナヴールが作曲したものだった。ドラマのタイトルは『女の7つの顔』、作詞をしたのは、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の英語版歌詞を書いたハーバート・クレッツマー。アズナヴールが歌うオリジナル版は、1974年にリリースされ、全英シングルチャートNo.1となるヒットを記録。その後、アズナヴール本人によるフランス語版やスペイン語版、イタリア語版も制作された。そして、オリジナル版のヒットから25年後、ジュリア・ロバーツ主演のヒット映画とともに、この曲は新たな命を得る。番組では、アズナヴールによるオリジナル版、コステロによるカヴァー版、それぞれの制作に関わったスタッフを訪ね、名曲誕生の経緯を探る。■出演者:シャルル・アズナヴール(作曲者)、ハーバート・クレッツマー(作詞者)、トレヴァー・ジョーンズ(『ノッティングヒルの恋人』音楽)ほか