全巻(1-11巻 完結)

さんかく窓の外側は夜 7

出版社:
4.7
94
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「おれがいちばん力もねーし世間知らずだから、積極的に皆さんの心配をしていきます」 金勘定に走りがちで、安易に「悪いモノ」を利用しようとする冷川。だから三角は自ら「心配係」を買って出る。冷川の「帰る場所」になれることを目指して。 そんな中、呪いの大元である闇の教団から英莉可を救い出すため、ついに「先生」と対決することになった2人は、迎、逆木、半澤と協力体制を作っていく。先生宅への潜入には、結界と結界をネットでつなげるという突飛で最先端な手段を用いるが…。
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さんかく窓の外側は夜の作品情報

あらすじ

「おれがいちばん力もねーし世間知らずだから、積極的に皆さんの心配をしていきます」 金勘定に走りがちで、安易に「悪いモノ」を利用しようとする冷川。だから三角は自ら「心配係」を買って出る。冷川の「帰る場所」になれることを目指して。 そんな中、呪いの大元である闇の教団から英莉可を救い出すため、ついに「先生」と対決することになった2人は、迎、逆木、半澤と協力体制を作っていく。先生宅への潜入には、結界と結界をネットでつなげるという突飛で最先端な手段を用いるが…。

さんかく窓の外側は夜のレビュー

  • avatar
    オリーブさん
    5.0

    悪意の原点

    「花は美しい」と言葉だけではなく心から感じることができたら、その時はものすごく幸せかもしれない(作中より)
    そして「先生」は、かつて、ある女性を心から美しいと感じた。

    息子が自分の性質を遺伝していることを知り、愛する妻のために、息子か自分の二択を迫られた時、彼は息子を選んだ。
    愛を手放して自分は壊れ、悪意を撒き散らす者へと変貌した。
    彼の悪意の大きさは、失った幸福の大きさでもあるのかもしれない。

    逃げるべきではなかったと、息子に糾弾され、罪と罰を叩き込まれる先生だけれど、妻に打ち明けられなかった気持ちは理解できる。
    たくさんの人の人生を狂わせた悪意の原点に愛があるから物悲しい。

    ・・・ところで、禁断の愛タグがついてるけど、どこの辺りが禁断なの?
    魂の擦りあいの部分かな?
    2024/10/17
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    モモさん
    5.0
    霊のちょっとした表情で、違和感とか得体の知れなさを表現していてすごい。
    ホラー耐性があまり無いので結構怖かったけど、先が知りたくてどんどん読んでしまった。
    2023/05/09
  • avatar
    ベル
    5.0

    センシュアル

    すごいよかったー
    2023/03/06
  • avatar
    オリーブさん
    5.0

    最高傑作!

    初めから最後まで最高でした!こんな本に会えて嬉しい!ありがとうございました!
    2021/10/07
  • avatar
    モモさん
    3.0
    1、2巻が無料お試しになってて、あらすじ読んだら面白そうだったのですが、ほんのりBL描写があるんですね…。BLがとても苦手な私にはこの程度でもダメで、話は面白いけど1巻途中で断念しました。

    ほんのりでもBL描写があるならカテゴリに入れてもらえたらありがたいけど無理なのかな?
    2021/03/13