全巻(1-11巻 完結)

さんかく窓の外側は夜 6

出版社:
4.7
94
665
よく考えてくれ「呪い」という行動の先に「人間」がいるってことを 殺人現場に残されていた「ヒウラエリカに騙された」という死者の言葉。証明のできない霊現象など、まったく信じない刑事の半澤だったが、ある事件現場の跡地で、その「ヒウラエリカ」を偶然見つける。一方、裏の稼業として淡々と呪い屋をこなしてきた英莉可は「実社会」から自分の罪が問われる恐怖に、初めて怯えるのだった。そして英莉可は自分を売った裏切り者は誰かを考え始める。 もしかして…三角康介くん?
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さんかく窓の外側は夜の作品情報

あらすじ

よく考えてくれ「呪い」という行動の先に「人間」がいるってことを 殺人現場に残されていた「ヒウラエリカに騙された」という死者の言葉。証明のできない霊現象など、まったく信じない刑事の半澤だったが、ある事件現場の跡地で、その「ヒウラエリカ」を偶然見つける。一方、裏の稼業として淡々と呪い屋をこなしてきた英莉可は「実社会」から自分の罪が問われる恐怖に、初めて怯えるのだった。そして英莉可は自分を売った裏切り者は誰かを考え始める。 もしかして…三角康介くん?

さんかく窓の外側は夜のレビュー

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    オリーブさん
    5.0

    悪意の原点

    「花は美しい」と言葉だけではなく心から感じることができたら、その時はものすごく幸せかもしれない(作中より)
    そして「先生」は、かつて、ある女性を心から美しいと感じた。

    息子が自分の性質を遺伝していることを知り、愛する妻のために、息子か自分の二択を迫られた時、彼は息子を選んだ。
    愛を手放して自分は壊れ、悪意を撒き散らす者へと変貌した。
    彼の悪意の大きさは、失った幸福の大きさでもあるのかもしれない。

    逃げるべきではなかったと、息子に糾弾され、罪と罰を叩き込まれる先生だけれど、妻に打ち明けられなかった気持ちは理解できる。
    たくさんの人の人生を狂わせた悪意の原点に愛があるから物悲しい。

    ・・・ところで、禁断の愛タグがついてるけど、どこの辺りが禁断なの?
    魂の擦りあいの部分かな?
    2024/10/17
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    モモさん
    5.0
    霊のちょっとした表情で、違和感とか得体の知れなさを表現していてすごい。
    ホラー耐性があまり無いので結構怖かったけど、先が知りたくてどんどん読んでしまった。
    2023/05/09
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    ベル
    5.0

    センシュアル

    すごいよかったー
    2023/03/06
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    オリーブさん
    5.0

    最高傑作!

    初めから最後まで最高でした!こんな本に会えて嬉しい!ありがとうございました!
    2021/10/07
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    モモさん
    3.0
    1、2巻が無料お試しになってて、あらすじ読んだら面白そうだったのですが、ほんのりBL描写があるんですね…。BLがとても苦手な私にはこの程度でもダメで、話は面白いけど1巻途中で断念しました。

    ほんのりでもBL描写があるならカテゴリに入れてもらえたらありがたいけど無理なのかな?
    2021/03/13