あらすじ有栖川宮家に縁のある屋敷から由緒ある三幅の掛軸が盗まれた。その探索を将軍・家斉より直に命を受けた柳生久通は、配下の斎藤斤史郎を使う。掛軸の元持ち主は家康の曾孫・松平光長であり、有栖川家との繋がりに疑問を持った斤史郎は、京都に向かったのだが…