ソロモン海の要衝“ガ島”を米太平洋艦隊に奪われた日本は、同島の残存部隊の救出作戦を決行した。イージス艦「おおあそ」が支援戦闘に入り、救出艦隊と米豪連合軍機動部隊の壮絶な海戦が、ガ島沖で繰り広げられる。さらに、米機動部隊に編入された原子力空母「エンタープライズ」が虎視眈々と「おおあそ」を狙って果敢に攻撃機を放ってくる。このガ島救出・反攻作戦の間に、連合艦隊司令長官・山本五十六は戦艦「大和」の改造を命じ、レーダーの新装備と機関砲の増設を行うと、大艦隊を率いて太平洋を東進しハワイへと殺到した。ソロモン諸島を放棄して、ハワイを米本土進攻の橋頭堡にするのだ!