人はどうやって声を出しているの? 赤ちゃんはどうやって言葉を身につけるの?子どもの「言い間違い」はどうして起こる? ヒトの進化の過程において、言語はどのように生まれてきたの?言葉マニアであり、子育て真っ最中である音声学者が解き明かす、最も身近で不思議な音とことばの世界。かつて子どもだった人、子どもにかかわる人なら誰もが楽しめる、言語に関する素朴なナゾが解ける一冊。実際の「#我が子のかわいい言い間違い」の音声学的な分析も! ***この本は“ちべじょんばん"(むちゃオモローwな意)である! !てんてんがり(カンカン照りの)日にしゅわしゅわをぐぴっと飲み干しひっくり返って読みゃハマっちゃうんだから、もう。ちゃんお薦め! げっちゅぷり。子育て本としてもウナズキポイント満載で非常に勉強になります。一青窈川原先生は、音声学・音韻論の両分野において、多くの論文を出版しつづけ、学界への影響力も大きい研究者である。この本では、そんな著者が、日本語の音の仕組みを解説しながら、読者を今までになかった楽しい知的な旅へと招待する。筆者の娘たちがどのように言語を修得していくかを切り口として、本書は学問的正確性を損ねることなく、読みものとしても本当に楽しいものに仕上がっている。音声学・音韻論の入門授業の教科書及び副読本などにも使えるであろう。伊藤順子(カリフォルニア大学サンタクルーズ校言語学科名誉教授)***