「ヒョウマ、ヒョウマ、ヒョウマ、ああ!」 他の誰でもない、自分を救ってくれた目の前の青年の名を呼びながら腰を振ると、ますますキルシの体は昂った「私は……ヒョウマと……一緒に生きて……一緒に逝くぞ……死んで添い遂げる……」 長寿ゆえ恩人の武士ヒョウエと別れてから数百年間、死に損なってきた奴隷エルフ。 しかし、やっと分かった。 死を定める事で――逆に生が満たされる。サムライのみならず、それが生きるという事。 兵馬にまたがり絶頂を極めるキルシは、自分が求めてきたものをついに手に入れたのだ。 生き方も死に方もみんな、あなたが教えてくれた…… さかきいちろう&四季童子が描く奴隷エルフ×サムライスピリッツ!