「アウグス様……全部、挿入りましたか?」「ああ全部挿入った。やっぱり痛いだろ?」「痛くありません」 真顔で答えるエーファ。譲れないらしい。「でも、お腹の中が、アウグス様の大きくて熱いものでいっぱいで……これが、セックスなんだなって、思っています……」 繋がった両手をぎゅっと握りしめる。「ひとつに、なれましたね、私たち……」 エーファの膣内は極上の気持ちよさだった。 まだまともに抜き差しをしていないのに、柔らかくてぬめぬめした肉の壁が陰茎に絡みついてくる。自分はこれから、そんなエーファの身体で、さらに気持ちよくなれる……。 人気戦記作家が描く――戦場帰り、心を病んだ英雄を癒す極上奴隷エルフとの新婚生活。