あらすじ大森望さん推薦! 「明晰でわかりやすく、面白くて叙情的。科学と詩情。ここにはSF100冊分のネタが詰まっている。」一日の長さは一年に0.000 017秒ずつ伸びている。500億年のちは、一日の長さは今の一月ほどになるだろう――空想よりも現実の世界のほうがずっと不思議だ、と感じるような、物理学者のとっておきのお話を22、集めました。・流れ星はどこから来る? ・宇宙の中心にすまうブラックホール・真空の発見・じゃんけん必勝法と民主主義の数理・世論を決めるのは17%の少数者? ・忘れられた夢を見る技術・反乱を起こす奴隷アリ・銀河を渡る蝶・飛び方を忘れた鳥にそれを教える…真夜中の科学講座のはじまり、はじまり。ほんのひととき、日常を忘れて、科学世界の詩情に触れてみませんか? 科学や文学が好きな人へのプレゼントにもぜひ。「夜話と名乗ってはいるが、朝の通勤電車で、昼休みのひとときに、ゆうべの徒然の時間に、順序にこだわらず一編ずつ楽しんでいただければと思う。」――著者