【今週のトピック】日本語には複雑な敬語や謙譲語があるが、英語には敬語や丁寧表現などなくフランクでストレートな言語だ、と思っている人がけっこう多いと思われます。EEの読者にはそのような方は少ないでしょうが、それでも、英語の命令文や依頼文を状況や相手との立場によって適切に使い分けることができているかというと、心もとない方が多いのではないでしょうか。日本語の敬語とは異なりますが、英語には英語の社会通念に沿った敬語表現・丁寧表現のおおよその体系があります。今月号ではそれを把握し、相手との関係を言葉の面からもしっかりと構築できるようにしましょう。【本書の内容】・「英語には丁寧表現がない」という誤解・書式の重要性・敬称の厳格性・状況や相手との立場により異なる丁寧度・「pleaseを付ければ丁寧」の誤解・「I would like you to...は丁寧」の誤解・「Will you...?は依頼」の誤解・Would/Can/Could you...? は軽い頼みごとなら丁寧・Would you mind...?は丁寧だが、使い方に注意・英語の命令文・依頼文まとめ・雑誌再現 *『CNN ENGLISH EXPRESS』編集部編『CNN ENGLISH EXPRESS』2018年1月号掲載の特集をもとに制作されました。