「ぜんぶ入っちゃいましたね、おにーさん」 リョウの頬を撫でるチキの手は、小さくて、柔らかくて、あたたかくて。 そして、リョウを包むチキの中は、狭くて、コリコリして、とびきり熱くて。「元気、出ました?」 この期に及んでリョウの心配までしてくる。 もう諦めていた初体験の相手は、優しくて、可愛くて、心のあったかい女の子。角の生えた、体が頑丈な鬼の女の子、チキちゃん。 彼女の魅力を知れば知るほど強く思う――もっともっと独占したい、と。 リョウは股と股を密着させて腰を動かした。「ありがとうチキちゃんッ、セックスさせてくれてありがとう! 可愛い喘ぎ声を聞かせてくれてありがとう!」「おにーさんこそ、ありがとっ……! チキをこんなに気持ちよくしてくれてッ」