「せめて、初めては膣内に出して……だって、 あたしたち、この戦争に負けたら……」 奴隷の首輪を嵌められたエルフの姫騎士が瞳を潤ませて、中出しを懇願してくる。 彼女の首、腕、太腿、足首、そして左右の耳につけられた「呪いの輪装」。 皇帝によって力を封じられ、闘技場の剣闘士から、さらに惨めな愛妾へと堕とされようとしていたアイシャ。 「呪いの輪装」は、なんらかのセックス行為に応えなければ外れないのだ。 仲間を救うため、処女を捧げるアイシャの崇高さとその淫らな姿に、俺は決意を固めた。 必ずこの戦いに勝って、アイシャたちエルフを故郷に帰さなければならない。 この契りは、呪いを解く目的だけではない、 約束を果たす契りなのだ。 内田弘樹&ななお、両雄が描くエルフ戦記。