亡国の剣姫と忘国の魔王

既刊(1巻)

亡国の剣姫と忘国の魔王

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「……俺は国を棄てた最低のクズだよ」「違うわ、サタナスは立派な王様よ」〈賢者の石〉に封じられた死者たちの魂が、夜空に昇り、還っていく。 魔法使いの国、アベール国を繁栄に導いた〈賢者の石〉に秘められた魔王の過去を知り、ティファニーはサタナスを抱きしめた。「私があなたの味方になってあげる。性奴隷にもお嫁さんにも、なんでもなってあげる」 ストリップをさせられたときは腹がたった。 処女を奪われたときは殺してやると思った。 そして、何度も絶頂させられたとき、自分の気持ちがわからなくなった。 今は、この優しくダメな魔王の赤ちゃんを産んであげたい。 私は、優しすぎて国を棄てたこのひとの、家族になってあげたい。
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あらすじ

「……俺は国を棄てた最低のクズだよ」「違うわ、サタナスは立派な王様よ」〈賢者の石〉に封じられた死者たちの魂が、夜空に昇り、還っていく。 魔法使いの国、アベール国を繁栄に導いた〈賢者の石〉に秘められた魔王の過去を知り、ティファニーはサタナスを抱きしめた。「私があなたの味方になってあげる。性奴隷にもお嫁さんにも、なんでもなってあげる」 ストリップをさせられたときは腹がたった。 処女を奪われたときは殺してやると思った。 そして、何度も絶頂させられたとき、自分の気持ちがわからなくなった。 今は、この優しくダメな魔王の赤ちゃんを産んであげたい。 私は、優しすぎて国を棄てたこのひとの、家族になってあげたい。

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