「再会できて嬉しいよ。真衣姉さん」『年下の恋人』だと思っていた――弟から告げられた事実に真衣の身体と心が一気に凍る。「姉さんのケツでフィニッシュと行こうか」「やめて、私たち、姉弟なのよ!」 ずん、とさらに直腸が突かれ、制止の言葉は砕けて虚空に散る。 尻を乗せられた座位。後ろから回り込む守人の右手は荒々しく乳房を掴み、左手は陰核に添えられた。そして、 ぱんぱんぱんぱんっ!「あぁぁあ――――ッ!! うぐいぃ!」(ああ――――もう、何も分からない。守人は私を憎んでる。それなのに、こんなに私を気持ちよくしてくれる。分からない。分からないなら、もう――) 思考を放棄する。 残るのは、快楽だけだ。