【電子版特典】内田也哉子さんによる「新装版まえがき」の朗読をお聞きいただけます。樹木希林、内田裕也というハゲシイ家族、そして運命のひと・本木雅弘との出会い。人を愛するってどんなこと? くもりない瞳でつづられた傑作エッセイ、待望の復刊! 満島ひかりさん推薦! 希林さんが亡くなったと聞いた日から数日、雨が止まなかった。厳しく温かい音のする浄化の雨は、彼女が世に映してくれた愛の現象のようで涙が止まらなかった。内田也哉子さんの映した10代から今に、これまた涙が止まりません。ビッグスクリーンの愛の映画みたいです。カタチにならない感情や人物たちの勝手さ聡明さが、透明で虹色に生きていて――私にはほーんっとにキマシタ。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~高橋源一郎さん推薦! ここには「ピュア」なものがある。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「この人の言葉をもっと読みたい」「手元に置いておきたい」という声にこたえ、新しいあとがきを加えて新装復刊! 19歳の内田也哉子が描く、友愛、恋愛、家族愛。人生は、たいせつなシーンがつながりふくらむペーパームービー。◇◇◇◇◇親であれ、かけがえのない人であれ、命はいつか尽きる。だからこそ、その命が輝いているほんの束の間に出会い、過ごし、共に分かち合えるのは、この世の奇跡なのかもしれない。 (「三度目のあとがき」より)