あらすじ19世紀末のフランス。留学した令嬢・沙羅は下宿先の伯爵家でラウルと出会う。鮮やかな金髪、深い緑色の瞳。気取らない優しさにときめく胸。親しくなるにつれ彼が大胆になり……。「敏感な身体だな。俺の日本人形さん」昼は紳士、夜は荒々しいラウルに巧みに責められ、身体は感じるけれど心は不安で――。揺れる中、彼から真摯な告白が。「君の全てを愛してる。ずっと一緒にいたい」