あらすじクラ人による侵略の牙がいずれ自分たちを滅ぼすと悟ったユーリは、愛すべき大切な家族や仲間を守るための力を手に入れるべく、起業し商売をするという、意外な一手を打つのだった。羊皮紙に代わる「紙」作りに商機を賭け着実に業績を伸ばすも、そんな彼の活躍は既得権益を貪る権力者・七大魔女家の目に留まり妨害を受けていく。さらにその魔の手は親友ミャロにも迫り――「これは…俺に売られた喧嘩だ」誰であろうと愛する者を傷つけることは許さないこれは後に「魔王」と称される男が歩む覇道の記録。