ある日、白家の総領息子・白碧玉は、自分が小説の悪役で、さんざん嫉妬し虐めていた義弟・白天祐にむごたらしく殺される運命にあることに気付いてしまう。このままではいけないと、天祐との仲を修繕しようと考えたものの、元来のクールな性格のせいであまりうまくいっていない。仕方なく、せめて「公平」な人物でいようと最低限の世話をしているうちに、なぜか天祐に必要以上に好かれはじめた! なんと天祐の気持ちには、「兄弟愛」以上の熱がこもっているようで――!? Webで人気を博した、本格中華BLが、ついに書籍化!! ※電子版は単行本をもとに編集しています。