あらすじ恋人でもあるエドワード王太子の暗殺疑惑をかけられ、冷たく捨てられた子爵令嬢のエリーナ。牢獄の看守監督官として知り合った心優しい公爵セオルドに助けられるが、彼女は王太子の子供を身ごもっていた――! 彼女の妊娠を知った公爵は「白い結婚」を提案し、エリーナは息子と公爵の三人で心穏やかに暮らしていた。七年が経ったある日、突然夫が急逝してしまう。支えをなくし、途方にくれていた彼女の前に現れたのは、自分をこっぴどく振ったはずの王太子。彼は家督を取り上げない代わりに妻になれ、と言ってきて……!? ※電子版は単行本をもとに編集しています。