あらすじ「日本官能小説の頂点」がここにある。究極のエロス!最底辺でもがき、苦しみ、前へ進む、不器用な男と女妻から離婚を切りだされ、さらに「血の繋がった娘を捜しだしたら、3000万円支払う」と妻の不倫相手から持ちかけられた男。さっそく、パチンコ通いの母親、風俗店で働く娘をみつけるが、なぜか母親と結婚することに。地道に生きていこうとするが、巨額の遺産話が転がりこみ……。ちぎれる愛、争う母娘、暴力と殺人。人間の「性と生」を描く暗黒の恋愛小説! 「性と死の極限を描いた、草凪優の最高傑作」末國善己(文芸評論家)