※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。当然のことですが、漢字なくして言葉や文章も成り立ちません。それだけ私たちの身近にあり、とても親しまれている文字であるといえるでしょう。ご存知のようにこの漢字から日本独自のひらがなやカタカナも生まれてきました。漢字をよく見ると、一字一字がとても面白い表情に見えてきます。また、漢字はいくつかの部首によって形成されている漢字もあれば、たった一つの部首でできている漢字もあります。それらをよく見てみると、仲間同士だったり、仲間はずれだったりのようにも見えてきます。そして、そこにはパズルの要素というものがたくさん含まれています。それは二字熟語、三字熟語、四字熟語でも同じです。漢字がそこにあるだけでパズルが生まれてきます。さらに、ことわざや慣用句、人物名や地名、その他の名前等々、漢字を使用したありとあらゆるものがパズルとしての素材となってきます。もちろん、慣用句や人物名や地名となってくると、それなりの知識がないと問題を解けないこともあるでしょう。しかし、それらの知識は、みなさんが今まで接してきた身近なものに限られていますので、ひょっとしたら「ど忘れ」しているものがほとんどでしょう。それだけにこれらのパズルを解くことによって、脳の活性化にもつながってきます。また、最終章では他の章のような知識力や思考力よりもひらめきや直観力を重視したビジュアル漢字パズル問題を作成しました。 ――今回の漢字パズルは無限に広がる漢字パズルのほんの一部ではありますが、みなさまの脳の活性化に、わずかながらのお役に立ち、そして何よりも楽しく、面白く、解き心地の良さを味わっていただければ、漢字に親しみ、パズルを愛する私にとって至福の一冊といえるでしょう。(本文「まえがき」より) ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできません。