既刊(1巻 最新刊)

吉野桜鬼剣

作者:
出版社:
-
満開の桜の下で、秘剣一閃! 剣客・大柿半兵衛は、かつて加賀・前田家の剣道指南役を務めた知心流師範で、いまは江戸の下町で道場主を務める大柿幸之助を父に持つ。老中・安藤信正が画策した公武合体政策、和宮の降嫁に際しては幕府の密使をつとめあげ、その働きが買われて安藤の信頼を得た半兵衛は、何度かの密命を帯び、その都度見事につとめあげた。坂下門外の変の後、安藤は失脚したが、半兵衛の剣の腕の評判を聞きつけた柳生家の当主・俊順(としむね)から、新たな依頼が寄せられた。柳生家の在所に出没する「桜鬼(おうき)一族」を成敗して欲しいというのだ。吉野山中に跋扈する一族は、奈良の高僧や天領の代官たちを殺め、金銀財宝を掠奪。討伐のため派遣された柳生新陰流の剣士たちも皆、渦巻く桜吹雪に紛れて刀が一閃する「吉野桜鬼剣」に打ち破れたという。知心流の新たな秘剣「翡翠(かわせみ)」を伝授された半兵衛は、早春の大和国・吉野へ向かう。「桜鬼一族」とは何者なのか。新陰流をも打ち破る、幻想的な桜鬼剣とは……!? 「走れ、半兵衛」シリーズ、待望の第三弾!

吉野桜鬼剣の巻一覧

既刊1巻
1 / 1

通知管理

通知管理を見る

吉野桜鬼剣の作品情報

あらすじ

満開の桜の下で、秘剣一閃! 剣客・大柿半兵衛は、かつて加賀・前田家の剣道指南役を務めた知心流師範で、いまは江戸の下町で道場主を務める大柿幸之助を父に持つ。老中・安藤信正が画策した公武合体政策、和宮の降嫁に際しては幕府の密使をつとめあげ、その働きが買われて安藤の信頼を得た半兵衛は、何度かの密命を帯び、その都度見事につとめあげた。坂下門外の変の後、安藤は失脚したが、半兵衛の剣の腕の評判を聞きつけた柳生家の当主・俊順(としむね)から、新たな依頼が寄せられた。柳生家の在所に出没する「桜鬼(おうき)一族」を成敗して欲しいというのだ。吉野山中に跋扈する一族は、奈良の高僧や天領の代官たちを殺め、金銀財宝を掠奪。討伐のため派遣された柳生新陰流の剣士たちも皆、渦巻く桜吹雪に紛れて刀が一閃する「吉野桜鬼剣」に打ち破れたという。知心流の新たな秘剣「翡翠(かわせみ)」を伝授された半兵衛は、早春の大和国・吉野へ向かう。「桜鬼一族」とは何者なのか。新陰流をも打ち破る、幻想的な桜鬼剣とは……!? 「走れ、半兵衛」シリーズ、待望の第三弾!

吉野桜鬼剣のレビュー

まだレビューはありません。