北海道から沖縄まで、郷愁あふれる中を走る全44のローカルバスを訪ねて。古きよき原風景の中を揺られて、心癒されるバス旅へ。■第1章 ナンバーワン&オンリーワン全国唯一の個性派路線/運行距離日本一/約167キロを6時間半で走る(奈良交通八木新宮線)/標高日本一/標高2702メートルの登山バス(濃飛バス)/日本最南端/ジャングルの島を行く(西表島交通)/保有台数西日本一/福岡を拠点とする九州代表(西鉄バス)/日本最小/保有台数3台!鬼ヶ島のバス会社(鬼ヶ島観光自動車)/最大規模のターミナル/かつては東洋一のバスターミナル(熊本交通センター) ■第2章 車窓の向こうに日本が見える土地柄を映し出すバス路線/鉄道の廃線により生まれた路線(JR代替バス)/高速バスにとってかわった高知~松山の幹線(JR四国久万高原線など)/祇園山笠を白バイ先導で行く(西鉄バス・JR九州バスほか)/2時間以上乗っても200円のコミュニティバス(高森町民バス)/新聞を載せたバスがリアス式海岸を行く(岩手県交通など)/2つの半島を移動するためフェリーにバスが乗る(鹿屋市コミュニティバスなど) ■第3章 背景を知れば思わず納得施設と車両の不思議/京都市営バスの行き先表示はなぜLED化されない?/スピーカーから音楽を流すメロディバスの利用者は?/客を乗せたままでターンテーブルでバスが回転!/瀬戸大橋のど真ん中が、バスの乗り継ぎポイント? /二台つなげて輸送力をアップした「連接バス」/車種のバラエティ豊かな三宅島のバス ■第4章 なぜそんなことになった?全国路線バスの面白トリビア/杉並区の狭隘区間で活躍するツーマンバス/大阪行直行バスも出る四国の最果てにあるターミナル/年に一度だけ運行する超レアな路線バス/駅前のアーケードをバスが駆け抜ける/一般の人も乗れる予約制のスクールバス/バスターミナルのご当地グルメ