あらすじダンジョン冒険ファンタジー、待望の第四弾! 凄腕『蟲』使いのレイアのもとには、様々な依頼が持ち込まれる。冒険者養成機関の臨時講師、ギルドのクソ生意気な新人職員への研修、そして小国の乗っ取りを企む謎の美人エルフの調査など。もちろん、レイアはそれらの依頼を誠実にこなしていく。だが同時に、余計な犠牲者も大量に発生させてしまう。トラウマを植えつけられた者、身ぐるみをはがされた者、行方不明になった者……。そのほとんどが、レイアの歪んだ価値観と間違った正義感によるものなのだが、本人は心底善行のつもりなので矯正は不可能。よって、レイアの暴走は永遠に止まらない――