異世界に召喚され、「魔術士様」と呼ばれるようになった発明少女・朔耶は、現在とある国に攫われて、何ともおかしな皇帝陛下に口説かれ中。しかし、実は名ばかりの傀儡皇帝だというバルティア帝は、突然何者かに殺されかける。いまや無敵ともいえる精霊術で彼の命を救った朔耶に、バルティアはこう言った。「余に、力を貸してほしい」傀儡からの脱却を望む彼に、得意の発明と精霊術で協力し始めた朔耶。そんな彼女を、闇の中から見つめる者がいた――。最強“魔術士”少女が、影の支配者に立ち向かう!? スケール感溢れる痛快異世界ファンタジー!