槇田桜子は、東京のデパートに勤める23歳のOL。仕事中に突然、サボリ魔の後輩と一緒に異世界トリップしてしまった! 気が付けば、エテルナという女神を奉る神殿にいて、桜子は何故か「巫女様」と崇められることに。ひとまず神殿で生活することになったものの、そこは日々の食事もままならないほどの極貧状態だった。命の危機を感じた桜子は、こう提案した――。「パンがないなら作ればいいじゃない!」。そうしてできたのは、この国では類を見ないほど美味なパン。ためしに売ってみると、パンは瞬く間に大ヒット商品に! そのパンを売って生活費を稼ぐうちに、やがて桜子は地域の活性化を担うようになるが……