あらすじ現代の性教育は、今もって半世紀前と変わりません。学校は家庭に、家庭は学校にと、性教育はたらいまわしにされてしまうアンタッチャブルな話題。大人たちがお茶をにごしているすきに、女子たちは、セックスという行為や快楽への好奇心を、ネットの「商品化された」あるいは「暴発した」性情報で満たしてしまうのが現状です。とくに、女子にとっての性は、人生を大きく左右する重要項目です。本書は医学系のお堅い話よりも、女子の興味をひきそうな体験談や経験に基づくリアルなセックス観で、楽しく性に触れ、感じ、考え、そして何よりも「幸せになるためのエッチ」をするにはどうすればいいの?をテーマにしています。「人はいろいろだから」ではすまされないのが性の問題、「母親の願い」というゆるぎない大義名分を好作用させるのも本書の特長です。