梅雨時期。旧校舎の第二視聴覚室。制服のリボンとブラウスのボタンを外した怜奈の白く丸い胸元に、直樹が優しく舌先で触れる。二人だけの秘密の時間。そんな二人のクラスに、新しく古典教師の堤がやってきた。同級生が持っていない大人の雰囲気に、怜奈は次第に惹かれる。直樹には、お互い夏休みに補講を受けずに済むよう、テストが終わるまでは勉強に専念しようと伝え、第二視聴覚室での遊戯はしばらくお預け。その代わりに図書館でテスト勉強をしていた怜奈。そこへ偶然現れた堤。古典についての質問をするうちに、二人の距離が縮まっていく。