遥花の憧れで、初恋の人だった「お兄ちゃん」のコウ兄。一年に一度帰省してくるが、いつも部屋に閉じこもって仕事ばかり。まだ男性を知らない遥花だが、コウ兄への切ない恋心から、大胆な告白をしてしまう。「ねぇ、コウ兄?わたしを、抱いてみてくれない?」「はっ!?」「明日は両親、遅くまで帰らないから」言葉を失うコウ兄。遥花も平静を装っているが、本当は緊張でどうにかなってしまいそうだった。部屋に戻った遥花は、友達に借りたレディコミに手を伸ばす。そこに描かれているのは、年の離れたお兄ちゃんと妹の、禁断の恋のお話。「お兄ちゃん」そう呼びながら喘ぐ主人公を自分と重ねて……「あ……っ、コウにぃ……っ」明日、コウ兄に抱かれている自分を想像して……