「あの蔵に近づいちゃいけない。あそこには、悪霊が封印されているんだ…」白岩神社の三男・春斗は年上の幼なじみナツメに片思い中。神社の大掃除の日はいつもご近所の皆さんも手伝ってくれるのが慣わしで、ナツメも巫女姿で手伝ってくれていたのだが……いつの間にか彼女の姿が見えなくなってしまう。胸騒ぎを覚えた春斗は、鎮守の森の奥へと向かう。そこには決して近づいてはならないと子供の頃から言い聞かされている「開かずの赤い蔵」があった――。蔵に封印された淫霊に襲われるナツメを春斗は救うことができるか!?(フルカラー作品)